昨日、作業療法室で学生がおもしろそうなことをしていたので、ちょっと覗いてみました。
今月20日にある
ふくろう祭の企画のひとつ「OTコーナー」の準備の様子です。
革細工で・・・
こんなものを作ったり
懐かしのプラ板で・・・
キーホルダーを作ったり
マクラメ編みでアクセサリーを作ったり
他にも、お子さん向けのキッズコーナーも予定しているそうですよ~(スライムを作ったりするそうです・・・!)
学生さんが内容を話し合っている際に「~この革細工をするときのリスク管理は・・・」
と、なにやら聞き慣れない言葉が出てきました。
この「リスク管理」。
実は患者さんに治療をするときにはとても必要なものなんです。
理学療法・作業療法を行う際には、患者さん一人一人の状態に合わせて治療・援助していく必要があります。
「疾患部位に余計な力がかかってないかな」 「治療をするのに周囲の状況・環境は適切かな」
など、その患者さんによって注意するポイントが変わってきます。
時には脈拍は測りながら治療を行ったり、その人に合った自助具を作ったりします。
一人一人違ったリスク管理が必要なので、何か物事をする際には常に考えていないといけません。
今回は一般の方向けの企画ですが、きちんとリスク管理のことも話し合っているとは・・・
みなさん考え方がすっかり作業療法士ですね。
日常ではなかなか出来ない作業体験。特に革細工に関しては、必要な工具がたくさんあるのでなかなか自分では出来ません。
この機会に、是非やってみてはいかがですか?